電源が入らない!画面が出ない!BIOSが起動しない!
パソコンが起動しない!Windowsが起動しない!トラブル・お問合せ

パソコンが起動しません!

パソコンは、数多くのパーツから構成されて出来ています。パーツが1つでも故障している・設定が正しくないなどがあると、多くの場合正しく起動ができなかったり、動作が不安定だったり。どのパーツに問題があるの自動的に検出するのは、現在のパソコンでは不可能で、ユーザーが原因の特定を行う必要があります。

ここでは、どのパーツに問題があるか簡単に特定を行うための、簡単な手順をご紹介します。順番にプロセスをたどることによって、起動できない原因をある程度特定をする事ができます。

故障しているパーツの原因を確実に特定するには、故障しているパーツを正常に動作するパーツに交換するのが一般的です。もし、パーツをお持ちでない場合や、原因の特定が難しい場合には、パーツをお買い求めの販売店まで、一度ご相談してください。

電源ON プロセス1 電源が入らない場合

電源ボタンを押してもCPUファンやハードディスクなどが動作せず、全く反応が無い

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画面真っ暗 プロセス2 画面に何も表示されない場合

電源は入るが画面に何も表示されない、画面に「No Signal」などが表示している

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POST画面 プロセス3 POST画面の途中で停止した場合

画面上にCPUの表示やハードディスクの表示が行われるが、その画面の途中で停止してしまう

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PCI Device Listing プロセス4 POST終了後に停止した場合

画面が切り替わり「PCI Device Listing」の画面が表示され、そこで停止してしまう

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Windows起動ロゴ プロセス5 OSの起動ロゴの途中で停止した場合

さらに画面が切り替わり、OSの起動メータが表示されたり、Windows起動ロゴが表示されてから停止してしまう

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Windows起動後 プロセス6 マウスカーソルが表示してから停止した場合

画面の解像度が切り替わり、マウスカーソルが表示されてから停止してしまう

プロセス1 電源が入らない場合

電源ボタンを押しても、電源ユニットのファンやCPUファンが回転しなかったりして反応が全く無い場合、パーツがショートしているなど組み立てに問題がある可能性の他に、マザーボード・電源ユニットのどちらかが原因で起動しない可能性があります。

  • 電源ユニットの入力電圧が230V仕様に設定されていませんか?
  • マザーボードのCMOS Clearジャンパが正しい位置にセットされていますか?

これらを確認しても電源が全く入らない場合には、ハードウェア的な故障の可能性があります。他にマザーボードや電源ユニットをお持ちであれば、別の組み合わせで電源が入るかテストをするか、お買い求めを頂いた販売店までご相談ください。

プロセス2 画面に何も表示されない場合

電源は入っている (FANは回っている) が画面に何も表示されない場合や、警告音が鳴っている (Dr.Voice搭載機の場合は音声)場合には、CPU・メモリ・マザーボード・電源ユニット・VGAカードなどが原因で起動しない可能性があります。もしこれ以外のPCIカードや機器などを接続している場合には、全て取り外してから再度電源を入れてください。DieHard BIOS搭載機種の場合にはレスキュー設定で起動を行ったり、CMOSクリアを行うと、起動が出来ることもあります。

以上の事を確認しても画面に何も表示されない場合には、警告音の状態によって、ある程度の原因の特定が出来ます。

  • 警告音無し: CPU・メモリ・電源ユニットなどの異常が考えられます。
  • 「ピーーーッ、ピーーーーッ」: 3秒から5秒(機種によって若干異なります)の長めの警告がなっている場合には、メモリ・メモリスロット・BIOSの異常などが考えられます
  • 「ピーッピッピッピッ」: VGAカード・AGPスロットなどの異常などが考えられます

■CPU関連の異常の確認方法

  • マザーボードがCPUに対応していますか?
  • CPUを別のマザーボードに取り付けて起動ができますか? (別のマザーボードでは起動する事ができるのであればCPUは正常と判断でき、次の確認項目を確認してください。起動出来なければCPU自体の故障の可能性があります。)
  • 別のCPUをお持ちであれば交換して起動できますか? (別のCPUで起動ができればマザーボード側に異常はないと考えられます。起動できなければBIOSやCPUソケットなどのハードウェア的な異常と考えられます。)

■メモリ関連の異常の確認方法

  • マザーボードに対応したメモリを使用していますか?
  • メモリ容量制限などのマザーボード仕様制限範囲内で使用していますか?
  • 最低限起動できるだけのメモリを取り付けて起動はできますか?
  • 別のメモリスロットに取り付けて起動できますか? (ここで起動ができればメモリ自体に異常はなく、特定のメモリスロットが故障していると判断できます。起動ができなければ次の確認項目を確認してください。)
  • 別のメモリをお持ちであれば交換して起動できますか? (ここで起動ができればメモリ自体の異常と考えられます。起動できなければBIOSやハードウェアに不具合が発生し起動ができないと考えられます。)

■VGAカードやAGPスロットの異常の確認方法

  • 別のマザーボードをお持ちであれば別の環境で起動できますか? (起動できればVGAカード自体は正常と判断できます。起動ができなければVGAカード自体の異常の可能性があります。)
  • 別のVGAカードをお持ちであれば交換して起動できますか? (ここで起動ができれば、マザーボード側に異常はないと考えられます。起動ができなければAGPスロットの故障か、BIOSやハードウェアに不具合が発生し起動できないと考えられます。)

■電源ユニット関連の異常の確認方法

  • マザーボードに対応している電源を使用していますか? (AthlonやPentium4シリーズのマザーボード)
  • ATX12VコネクタマザーボードにATX12V(4ピン)コネクタの接続が必須の場合(Socket478シリーズのマザーボードなど。右の写真のコネクタがあるマザーボード)、コネクタは接続されていますか?
  • 電源が本来の能力を発揮していますか? (例えば300Wの電源の場合、常に300Wの電力を供給できるわけではなく、波があります。不調な電源の場合、徐々にその能力が失われてきます。例えば、旧環境から電源を移行した場合、従来のCPUでは動作ができても、新しいCPUのためにはやや非力であることがあります。)

プロセス3 POST画面の途中で停止した場合

画面上に表示された最後の文書の内容によって原因を判断する事ができます。

■毎回停止する箇所が異なる場合

停止する場所が毎回異なる場合や、BIOS設定画面でフリーズしてしまう場合には、CPU・メモリ・マザーボードの中で故障しているパーツがある可能性があります。これらのパーツを別にお持ちであれば交換してテストを行ってください。

■Detecting IDE drivers ...

接続しているIDE機器を全て取り外した状態で起動をさせてください。もし取り外した後にこのメッセージより先に進むのであれば、接続していたIDE機器の設定や故障などが考えられます。取り外しても先に進まない場合には、BIOS設定画面で「Load Setup Default」を実行してください。

■CMOS checksum error - Defaults loaded

BIOS設定を保存する領域のチェックサム(保存したデータに誤りが無いかチェックする値)に異常がある場合に表示されます。CMOS Clearの直後や、BIOSアップデートの後に表示されます。BIOS設定画面に入って「Load Setup Default」の後に、設定値を保存することによって、表示されなくなります。

■Keyboard error or no keyboard present

キーボードが接続されていない場合やキーボードの故障・マザーボードの故障時に表示されます。キーボードの接続を確認したり、他のキーボードを接続してみてください。

プロセス4 POST終了後に停止した場合

画面上に表示された最後の文書の内容によって原因を判断する事ができます。

■DISK BOOT FAILUE, INSERT SYSTEM DISK AND PRESS ENTER

起動できるOSが無い場合に表示されます。ハードディスクが正しく認識していなかったり、OSをインストールする前などに表示されます。

■Non-System Disk or Disk error, Replaece and press any key when ready

起動用に作成されていないフロッピーディスクから起動させたり、ハードディスク内部のデータが壊れている場合に表示されます。 

プロセス5 OSの起動ロゴの途中で停止した場合

■Windowsロゴが表示されてからフリーズする場合や青い画面に切り替わる

「前回正常起動した構成で起動」や「セーフモード」などで起動が行えるかテストしてください。起動できなくなる直前のハードウェアの追加や、ソフトウェアの追加などを行った場合には、ハードウェアを取り外したり、アンインストールを行って正しい起動が行えるかテストしてください。

■メモリ不足のためWindowsを初期化できません (Windows 9x / Meのみ)

512MB以上のメモリを搭載したシステムの場合、このような現象が発生する事があります。詳細は下記アドレスを参照してください。

http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;JP253912

■画面下のメータが進んだ後に青い画面で文字が表示される (Windows 2000/XPのみ)

他のマザーボードでインストールしたハードディスクから起動させた場合にこのような現象が発生する場合があります。Windowsは他のマザーボードでインストールしたハードディスクからの起動はできません。必ず使用するマザーボードでインストールを行ってください。

プロセス6 マウスカーソルが表示してから停止した場合

このプロセスまで進むのであれば、ハードウェア的な異常の可能性は低く、直前にインストールしたドライバやアプリケーションなどの影響による、OSの不調によるものと考えられます。セーフモードで起動が出来るかなどをテストしてみてください。

マザーボードの各種操作方法

■ CMOSクリア ■
CMOSクリアは、BIOS設定画面で設定した情報を強制的に初期化する作業です。以下の手順で行ってください。
  1. ATXコネクタを外すか、ACコードを外すなどして通電を遮断します。
  2. マザーボード上のジャンパJP14を2-3にショートし、数秒放置します。(初期状態では1-2ショート)
  3. ジャンパを1-2に戻します。
  4. 外していたATXコネクタやACコードを元に戻し起動します。
  5. 最初の起動でCMOS Checksum errorのメッセージが出ますが異常ではありません。
  6. DELキーを押しBIOSセットアップ画面に入ります。
  7. LoadSetupDefaultsを実行し、Save&Exitし再起動します。

■ ダイハードBIOS (搭載機種のみ) ■
ダイハードBIOS搭載機には2個のBIOS ROMが搭載され、メインのBIOSがウィルスに侵されたり、静電気等の誤信号を受けてしまったりして起動できなくなった場合、もう一つのBIOS(レスキューBIOS)から起動することができます。

メインBIOSが起動できなくなったら・・・

  1. あらかじめBIOS書き換え用の起動FDをご用意ください。(BIOS更新ご説明ページ)
  2. 電源を落とし、マザーボード上のジャンパJP30を2-3ショート(レスキューBIOS)に切り替え起動します。(ノーマルBIOSは1-2)また、起動FDをあらかじめ挿入しておいてください。
  3. 電源を入れたままジャンパ30を1-2に戻します。
  4. BIOS書き換え作業を実行します。
  5. この場合のBIOSは書き直すのが目的なので、BIOSのバージョンは何でも構いませんが、最新のBIOSをお奨めいたします。

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Last Update 2006/08/25