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V4パワーエンジン (4段階PWM)

PWM (Pulse Width Modulation、パルス幅変調)とは?

安定かつ十分な電源供給はシステムにとって重要です。しかし、コンピュータシステムへの電源供給における最大の問題は出力段階でのパワーロスと放熱の問題です。 従来のリニア出力段階では大量の電源浪費が発生するにもかかわらず、コンピュータシステムに電圧を継続的に供給することができます。ハルス幅変調 (PWM)はアナログ演算を実行する回路方式でデジタル出力の利点も併せ持った素晴らしい手法であり、電力転送効率及びバッテリの使用寿命を最大化することができます。

4段階PWMの長所

性能及び安定性重視のAOpenマザーボードとはうらはらに、現在、不実なメーカーによる低品質・低コストの電源関連部材採用のマザーボードは市場に氾濫しています。そんなマザーボードは結局、システムの安定性や原因不明のシステムクラッシュ、マザーボード自体の過熱などの問題を引き起こすことになります。AOpenは長年にわたる洗練されたメーカーの名声を維持するために、弊社製品に頑丈な部材を使用することを堅持します。

V6エンジンが走行中の車により多くの馬力を提供すると同様に、システム保護のためにマザーボードもより強力かつより安定的な電源供給を必要とします。当マザーボードは平行した4段階のPWM (Pulse Width Modulation:パルス幅変調)制御機能を搭載することにより、最適な電力密度、過渡応答及び放熱性能を提供し、高まっていくプロセッサの温度を制御します。また、3段階PWM制御に比べ、4段階PWM制御は明らかにより優れた機能を発揮します。それは3000ccの車は理論的には2000ccの車より性能が比較的に優れているのと同じです。従って、マザーボードにより強力かつより安定した電力供給を備えることは既に必要不可欠となっています。

800MHz FSBプロセッサの登場を待っているユーザーにとっては、4段階パワーは必要です。特別な4段階パワーを備えるAOpenマザーボードは今後登場のプロセッサに十分なパワーを提供することができます。

下図は4段階PWMと3段階PWMにおける外見の相違です。4段階PWMは四つの出力チャンネルからなっており、各出力チャンネルは独立したパルス幅変調信号を提供します。一般的に言えば、これらの出力チャンネルはCPUソケットの近くに位置します。ユーザーはご購入の前にその数を数えたほうがお勧めです。

3段階PWM制御による60ワット電力供給を例にしてみれば、より高い温度が周辺の部品に伝導され、さらにマザーボードの温度を増加させるテスト結果になりました。オーバークロックマニアや高い負荷の場合のシステム安定性を重視するユーザーにとっては非常にがっかりした結果とも言えます。しかし、4段階PWM制御を導入すれば、電圧は均等化され、マザーボードまで伝導される熱も減少し、結果的にはマザーボードの温度を下げることでシステム保護の目的を達成することができます。

4段階PWM及び3段階PWM制御における過渡応答の相違

テスト結果に示されるように、現在市場に出回っている大部分のマザーボードは3段階PWM制御を採用しているが、当マザーボードは4段階PWM制御機制を採用し、より強力な電力を供給する上、マザーボード温度の下げ幅を15℃から30℃まで拡大することにも成功しています。

4段階 PWM コア電圧の許容値 116mv
3段階 PWM コア電圧の許容値 126mv

4段階PWM及び3段階PWM制御における過渡応答の相違

波形分析及び解析

4段階PWMの解像度図

ここで同じテスト環境において4段階PWMと3段階PWMについて実験を行いました。上図は4段階PWMのテスト結果を表す波形図です。3段階PWMのテスト結果を表す下図と比較すれば、実験結果から4段階PWMは各出力チャンネルの負荷を効率的に低減し、マザーボードの温度を下げることができたことが証明されました。

3段階PWMの解像度図

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