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EzRestoreEzRestore

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をご覧になったことはありませんか? 現実の世界では、未来や過去へ戻ることはできませんが、AOpenの「EzRestore」機能によりシステムがパソコンウィルスに感染したり、デバイスやアプリケーションのインストールによるシステムクラッシュで動作できなくなった場合に、その前の設定値に戻ることができます。AOpen EzRestore機能対応マザーボードはBIOSにタイムマシンカーネルを組み込んで、Pro Magicと呼ばれるPre-OSユーティリティとあいまって、驚異なるEzRestore機能を実現します。EzRestoreはBIOSに組み込まれたタイムマシンカーネルで、ProMagic 6.0は即時回復機能対応のPre-OSユーティリティで、両者はAOpenとWasay社が共同開発したものです。

AOpen EzRestore機能を使用する最適なユーザーは以下の通りです。

  • 頻繁にデバイスやアプリケーションをインストール、テストするユーザー
  • 100%のウィルス保護機能を希望する人
  • 学生がパソコンの設定をいじった後、システムを簡単に元の設定に戻したい、学校のIT設備担当者
  • 手間を最小限に抑えて、クラッシュしたシステムを直ちに復旧したい会社のIT担当マネージャー
  • パソコンの設定が顧客によりめちゃくちゃにいじられても、簡単に元の設定に戻したいインターネットカフェーの経営者

BIOSに組み込まれたカーネルは、マザーボードに最高の互換性を提供し、Pre-OSユーティリティはBIOS起動後にいかなるウィルスやアクシデントによるOSクラッシュからシステムを保護します。さらに、このテクノロジーはハードディスクのミラーファイルを作成したりするものでは無いので、大容量のハードディスクを必要としません。基本的には、ほんの100MBの容量だけで、どのような容量のハードディスク内の資料を保護することができます。バッファーサイズも最高性能を引き出すために調整されることが可能です。EzRestoreの主要な機能は以下の通りです。

  • タイムマシン機能により、前回保存した時点に戻ることができます。
  • マザーボードのBIOSに組み込まれるカーネルは、最善な互換性を提供します。
  • 即座にハードディスクの資料を回復することができます。
  • 異なるオペレーティングシステムに合わせてバッファーの容量を調整することができます。
  • あらゆるWindowsオペレーティングシステム(Windows XP/2000/ME/98)に対応します。
  • 起動ディスクが保護されていますが、他のデータディスクで最新の資料を保存することができます。

EzRestore機能の起動順序

Boot sequence of EzRestore

EzRestore機能の起動順番は上記の通りです。BIOSによるPOSTが完了したら、ProMagic Pre-OSは制御し始めて、Windowsオペレーティングシステムを起動します。この起動順番により、ウィルスを含むあらゆるシステム操作がEzRestore/ProMagicの監視の下に動作するようになります。 どんなソフトエラーが生じてもシステムを復帰させることができます。

EzRestore機能のソフトウェアアーキテクチャー

一部の古い復旧機能対応製品は、BIOSやPCI カードのファームウェアにすべてのコントロールユーティリティを組み込んでいます。このような手法はフレキシビリティの欠如や互換性の悪さなどの欠点があります。オペレーティングシステムやウィルスは目覚しいほどのスピードでバージョンアップしています。ご存知のように、Windows XPは既に市場に出回っています。そして2年後にWindows 2004も登場するかもしれません。システムバグの解決や新しいOSの採用でシステムをアップグレードしなければならない場合に、同時にPCI カードやBIOSもアップグレードする必要があります。

AOpen EzRestoreのアーキテクチャーとしては、小さい重要なエンジンのみをBIOSに組み入れ、他のコントロールモジュールやユーティリティをハードディスクドライブの起動セクターとバッファーエリアに保存します。そうすれば、アップグレードの場合に弊社のウェブサイトからダウンロードし、再インストールすれば全く新しいバージョンを手に入れることができるので、非常に簡単なやり方です。

Software Architecture of EzRestore

AOpen EzRestoreとNorton Ghost 7.0との相違

ここで同じハードウェア環境において、AOpen EzRestoreとNorton Ghost 7.0の復旧機能を比較してみました。両方のコンセプトは基本的に違うことにご注意ください。テストに使用されるハードディスクドライブは同じブランドの20GBで同じく8GBのデータ容量が入っています。下記のように同じテスト環境で両方をテストしました。EzRestoreでタイムポイントを設定し、そしてNorton Ghost 7.0でイメージファイルを保存しました。そしてそれぞれシステムの復旧にどのくらいの時間が費やされたのか見てみましょう!

- システム環境 -
CPU: Pentium4 1.8GHz
RAM: 256MB DDR-SDRAM
HDD: 20GBハードディスクドライブ
OS: Windows XP Professional SP1

まず、システム復旧にNorton Ghost 7.0を使ってみました。いくつかの設定項目やソースイメージファイル、目的パーティションを選択後、8GBのシステムデータを復旧するには18分ほどかかりました。 結果としては悪くはないと思うでしょう。次にAOpen EzRestore機能の結果を見てみましょう。

AOpen EzRestore機能により、いくつかの選択ボタンを押し、タイムポイントを選択、保存し、システムを再起動するだけでシステムはあっという間に回復できます。そしてこの復旧時間の測定テストにかかった時間はわずか1分間だけです (実際は69秒 )。

ここで重要なポイントはより大容量のハードディスクドライブの場合に、Norton Ghost 7.0ではシステムのバックアップや復旧により長い時間がかかることです。さらに、イメージファイルの保存にもより大きい空きスペースが必要です。そのかわりに、AOpen EzRestore機能により、システムの復旧はデータの大小に関係なく、通常1分で実現できます。

AOpen EzRestore Norton Ghost 7.0
1分 (起動時間を含む) 18 分 (起動時間を含む)

Intel 845D/845E/845GやVIA KT333/KT400、SIS 650/651/648などあらゆる新発売のAOpenマザーボードはEzRestore機能に対応しています。しかし、いつも弊社を応援している忠実なお客様に日ごろのご愛護に感謝の意を表すために、P5TやAX59 Pro、AX6BC Pro/Gold/Millennium、AX34、AX3S、MX36LEなど一部好評のマザーボードにもEzRestore機能を実装するようアップグレード設計及びテストを加えました。

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