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パワーブリッジ

すべての導体にはある程度の電気抵抗を有するので、これを最小限に抑える経済的な対策として電流がスムーズに流れるためのいわゆるチャンネルを準備する方法があります。電気抵抗は発熱の原因となるので制御できる範囲に抑える必要があります。AOpenの技術スタッフは必要な箇所への電力(電圧と電流の双方)供給に最適な経路を準備する事で、通常は供給先への大電流と電気抵抗によって生じる熱を発生させずに、適切な電力供給を行うことに成功しました。

一般的なマザーボードの設計では、VCCおよびアースは半田側とコンポーネント側の間に挟まれた4層の銅線回路を構成しています。前世代のマザーボードでは、バスクロックが高くなくコンポーネントも少ない状態で十分機能しましたが、最近のパソコンではPC133規格でCPU速度も1GHzに達するなど、従来の方法ではジレンマに遭遇します。今日のマザーボードは、高速度で低ノイズを実現するという挑戦に直面しており、これはシステム安定性とは拮抗する要素となります。PCB上の各主要部分に電力を供給する方法として、AOpenは「パワーブリッジ」と呼ばれる設計コンセプトを導入しました。これらのブリッジはPCBの要所に電圧と電流を供給できるように考慮され、配置されています。この供給電力はVCCおよびアース面を通してもノイズを含まないピュアなものです。加えて供給電力は「パワーブリッジ」経由なのでPCBのVCCおよびアースの電流は抑えられ、熱の問題も減少されます。

長所

  1. 電流を増大させると同時に、熱発生を抑える
  2. マザーボード上での電流供給の平均化
  3. 最適化されたPCBレイアウトおよびコンポーネント配置

64MB AGPカードなど消費電力の大きなカードを使用する場合は、PCIコネクタへの電圧合計は最小限に抑制して総体的な安定性を向上。

*AX3S Pro II ではこの機能を搭載しています。

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